
『才色兼備というのはこのような人のことを言うのですね!』
美しいマリンバ奏者のアルバムを聴きました。
奏者の三村奈々恵さんは、世界の様々なコンクールで優勝された実力の持ち主で、本作品がデビューアルバムにあたります。
マリンバの独奏というのも久しく聴いたことがありませんので、他と比較の仕様がありませんが、どの曲も演奏上のキズはなく、J.S.バッハの「パルティータ第2番ニ短調BMV1004?シャコンヌ」も原曲の持ち味を上手く生かしてマリンバ用に編曲されていますので、しっかりとした演奏を聴かせてもらいました。
ラストに収録の三木稔作曲の「マリンバ・スピリチュアル」は3人の打楽器奏者を伴っており、アジア・アフリカでの飢餓への思いを曲にしたためらたそうで、欧米ではとても有名な曲だとライナーノーツに書いてありました。
三木稔の合唱曲同様、重いテーマでスタートします。後半は和太鼓やパーカッションの活躍、掛け声も伴い、日本独特の雰囲気が感じられる曲でした。
なお、マリンバのために作曲された現代作品も何作か収録されています。なかなか興味深い選曲だったと思います。
三村奈々恵さんはその後何作もアルバムを世に問われていますし、内外のいろいろなコンサートで活躍されていますので、マリンバの演奏をこれからもっと聴くことができるのでしょうね。